建築まめ知識

木の家がおすすめな理由、「音」と「光」について

吉田建設の作った戸建住宅

木の家に住むと耳と目に良いという話です。

木の家と音

今から、挙げる楽器の共通点は何でしょうか。
ピアノ。チェロ。コントラバス。木琴。

そう。木が使われていることです。
コンサートホールを思い浮かべてみてください。
それから、その場所の天井や前方の壁を思い出してみてください。
木で作られているのではないでしょうか。

実は木には音を吸収する力があります。木がたくさんの穴を持つ多孔性の素材だからです。低音、中音、高音といった音の高さに関係なく、人にとって耳障りな音を吸収してくれるため、耳にとてもなじみやすい音を届けてくれます。

一般住宅でも木材の住宅に住むことで、その効果を実感することができるでしょう。
木が多く使われた家に住むことで、自然的なまろやかな音を味わうことができます。
耳から入る音によるストレスも軽減されるのではないでしょうか。

木の家と光

木に囲まれているときは、自然な光に包まれてとても良い気分になる。
そんな経験ありませんか。
そういえば、木の建物の中や森の中では光が優しいような・・・。
そうそう分かります。実はそれ、木の特徴なんです。

木の表面は全く平らではありません。デコボコです。
このデコボコした表面に太陽の光が当たると、光はいろいろな方向に反射します。(これを乱反射といいます。)そのうち、目に届く光は反射する前の50%ほどの量で、人が心地よいと感じる光の量です。

また、木は紫外線をほとんど吸収してくれるのも嬉しいポイントです。