長期優良住宅を建てた際に受け取ることができる補助金を紹介します。
家はとても高い買い物です。もし建てる家が補助金をもらえる対象だったら・・・やっぱり受け取るべきですよね。もらえる補助金があるのに、受け取らないなんてもったいないです。ということで、長期優良住宅を建てると実際にどのような補助金があるのか紹介します。
長期優良住宅とは、耐震性や劣化対策の施された家のことです。さらに、省エネルギー性能も持ち合わせています。長期優良住宅の申請を行い、経済産業省から認可されれば補助金を受け取ることができます。以下が補助金です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
この補助金は家を長期優良住宅仕様にリフォームする時に、国から支給される補助金です。申請前にインスペクション(検査、調査)を行う必要があります。
補助金の交付決定後から工事着工までの手続きの違う事前採択タイプと通年申請タイプの二通りのタイプがある。事前採択タイプは交付申請まで事業提案、審査、採択という段階がある一方で通年申請タイプは応募、採択という手段がありません。
事前採択タイプには高度省エネルギー型、提案型があり、通年申請タイプには高度省エネルギー型、評価基準型、認定長期優良型がある。それぞれ型でもらえる補助金の上限、もらえる条件が違います。
事前採択タイプ | ||
補助項目 | 高度省エネルギー型 | 提案型 |
上限額 | 250万円 | 100万円(長期優良住宅認定を取得する、または全てのリフォーム評価項目において増改築認定基準相当となる物は上限額200万円) |
三世代同居対応改修工事は50万円を上限として上記の補助額に加算 | ||
補助率 | 3分の1 | |
申請条件 | ・長期優良住宅認定 ・住宅の規模が75㎡以上(1階は40㎡以上) など | ・リフォームの高度な提案性(先導性や、独自性等) ・リフォーム後に劣化対策、耐震性などの性能で一定の基準を満たす。 など |
リフォーム前にインスペクション(検査、調査)を行い、工事後にリフォーム履歴と維持保全計画を作成すること など | ||
完了実績報告期限 | 工事完了後1か月以内かつ平成30年2月16日までに完了実績報告書を提出 |
通年申請タイプ | |||
補助項目 | 高度省エネルギー型 | 評価基準型 | 認定長期優良型 |
上限額 | 250万円 | 200万円 | 100万円 |
三世代同居対応改修工事は50万円を上限として上記の補助額に加算 | |||
補助率 | 3分の1 | ||
申請条件 | ・構造躯対等の劣化対策、耐震性の基準を満たし、省エネ対策または、維持管理・更新の容易性のどちらかの基準を満たすこと。 など | ・増改築認定基準に適合 ・住宅規模が75㎡以上 (1階は40㎡以上) など | ・増改築認定基準に適合 ・一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減 ・住宅規模が75㎡以上(一階は40㎡以上) など |
リフォーム工事前にインスペクション(検査、調査)を行い、工事後にリフォーム履歴と維持保全計画を作成すること。 など | |||
完了実績報告期限 | 工事完了後1か月以内かつ平成30年2月16日までに完了実績報告書を提出 |
地域型住宅グリーン事業
長期優良住宅だけではなく、低炭素住宅やZEHを建てる場合にも適応される補助金です。新築を建てる際に、一戸あたり最大100万円の補助金がもらえ(ZEHは165万円)、地域材を半数以上使用していることや、三世代住宅を建てることなどの条件が加味されればそれ以上の金額の補助金が出ます。ただし、補助金を申請したグループにしか支給されず、吉田建設では補助金の申請をしていないため受け取ることができません。